アダルトサイトから高額請求が!? 最新の詐欺事例と対処法を解説!

この記事で分かること
  1. アダルトサイトからの巧みな架空請求詐欺が増えている
  2. 身に覚えのない架空請求は、基本的に無視をするのが一番
  3. 裁判所からの書類は放置せず、本当に裁判所からの届いたものか確認

近年、アダルトサイトからの架空請求詐欺が増えています。メールに記載されているURLをクリックしたり、アプリをダウンロードするなどのアクションを起こすことでトラブルに巻き込まれるケースがあるので注意が必要です。請求された金額を振り込んでしまうと、戻ってくることがないと考え無視をするか、弁護士などの専門家に相談しましましょう。

アダルトサイト経由の請求詐欺事例

「『18歳以上』をクリックしただけで突然会員登録され、料金を請求された」「無料だと思って見ていたら料金請求画面が表示され消えない」など、国民生活センターに寄せられるアダルト情報サイトに関する相談が、後をたたないようです。

アダルトサイト詐欺の代表的な事例

アダルトではない、占いやアイドルの動画を見ようとしたら、意図せずアダルト情報サイトにつながったり、慌てて「退会する」をクリックすることでさらなる被害につながったりするケースも出てきています。アダルトサイト関連の詐欺にはどんな手法があるのでしょうか。

クリックした瞬間に

最もメジャーなのは、動画再生ボタンや、年齢確認の「18歳以上」を押した途端に、請求画面が表示されるパターンです。
パソコンやスマートフォンでボタンを押したら登録完了画面と料金請求画面が現れ、支払うまで表示が消えないという悪質なものも出てきています。

アプリダウンロード系

スマホやタブレットの普及により増えているのが、アプリを使った詐欺です。
公式マーケットで紹介されていたものでも、アダルト関連のアプリをダウンロードし起動すると、年齢確認のボタンが現れ、「はい 18歳以上です」をタップすると登録完了と料金画面が表示されるのがよくあるパターンのようです。

最近流行りの事例

上記の手法に加え、最近では様々な細かい手法を駆使した手口が現れています。時代が進み、技術が進むにつれ、詐欺の手口も新しく巧妙になっていますので、うっかり引っかかることのないよう注意しましょう。

複数クリック系

これまでは、クリックやタップ1回で料金を請求されるのが主流でしたが、その工程を複雑化した「複数クリック詐欺」が出てきています。サイト表示だけでなく、そこからメールを使って会員登録させるなどのアクションを起こした後に、高額料金を請求してきます。
この手口の狙いは、あえて複数ステップを踏ませることで、悪質なサイトやアプリであると気付きにくくさせるためです。こうしたアプリは公式サイトからも削除されにくいので、詐欺にあうユーザーが増えてしまうのです。

巧みな工夫

最近の詐欺では、ユーザーの気持ちを揺さぶる細かい演出が巧みに散りばめられています。
例えば、請求画面でシャッター音を鳴らし、顔写真を撮影したように見せかけて脅迫めいた請求をしたり、高額請求表示後、業者に電話をかけさせるポップアップ表示されて閉じることができなかったり。
また、詐欺サイトの相談・返金をすると称して相談料や着手金名目のお金をだまし取ったり、「誤操作した場合は下記へ」としてユーザーに電話をかけさせたりする手口なども報告されています。

ワンポイントアドバイス
アダルトサイト関連の不正請求詐欺が横行しています。クリック詐欺、アプリダウンロード系詐欺など、その手段はさまざまです。どういった事例があるのかを知り、もし自分の身に降りかかっても被害に合わないように対応しましょう。

アダルトサイトからの請求詐欺の仕組みと手口

アダルトサイト関連の詐欺は、大きく2つのパターンに分けられます。それぞれ騙しの仕組みや特徴、犯人の目的などを知っておき、慌てて料金を支払うなどの実被害を出さないよう気を付けましょう。焦って行動を起こせば、被害の拡大につながります。

ワンクリック詐欺

何らかのボタンを押した瞬間に料金請求されるパターンは、「ワンクリック詐欺」と呼ばれるものです。文字どおり1回のクリックで料金請求されるのが特徴です。サイトやアプリ経由で不当な請求があった場合は、ほぼワンクリック詐欺の類であると言えます。

ワンクリック詐欺の手口

年齢確認のボタンや、動画ダウンロードまたは再生ボタンのタップで、登録や料金請求されるのが、ワンクリック詐欺の一般的な手法です。サイト内でボタンを押したくらいでは、通常請求はされても個人情報を見られていることはほぼありません。ただし、スマートフォンアプリをダウンロードさせる手法の場合、そこから個人情報を送信されてることがあります。

目的は個人情報の入手

ワンクリック詐欺の目的は当然お金を騙し取ることですが、「ワンクリック」の段階で犯人が狙っているのは、個人情報です。
驚かせて不安にさせ、連絡させることにより個人情報を取得するのが第一の目的。個人情報を入手したら、さらに変なメールを送ったり、しつこく電話をかけたり、郵便で請求書を送りつけたりして、大きく儲けるのです。他の業者に情報を流される可能性も高いです。

架空請求

架空請求とは、契約した覚えがない、または実際には利用したことのない架空の商品やサービスに対し、あたかも契約や利用をしたかのように見せかけ、架空の費用で料金を請求し、金銭を騙し取ろうとする詐欺の手口です。

記憶がないのに請求がきたら

「アダルトサイトを見た記憶がない」「再生ボタンや年齢確認ボタンなど、いかなるボタンを押した覚えがない」、それなのに料金を請求されたら、それは架空請求詐欺です。利用の事実がないので当然契約云々もありません。基本的には無視しておいて問題ありません。

SMSメールは誰でも送れる

SMSにメールが来たという人は、自分の個人情報が洩れているのではと思うかもしれませんが、そんなことはありません。SMSは無作為に誰でも送ることができます。下手にアクションを起こせば、まだ犯人が持っていないあなたの個人情報を、わざわざ犯人に提供することになりかねませんので、こうした架空請求に対しては何もしないようにしましょう。

ワンポイントアドバイス
不審なメールが届いたら、安易に開封しない、またはメールのURLをクリックしないように注意しましょう。また、記憶にない請求がメールで届いたときは無視をし、相手に問い合わせたりのアクションは起こしてはいけません。

アダルトサイトから請求されたときの対処法

実際に、アダルトサイトから不正請求を受けたときはどうすれば良いでしょうか。そのような画面が表示されると、驚いて焦ってしまうと思いますが、慌てなくて大丈夫です。被害を大きくしないためにも、落ち着いて対処しましょう。

すべきことは、放置

アダルトサイトから不正請求をされても、基本的には放置して問題ありません。むしろ「何もしない」のが最善の対処法と言えます。慌ててお金を振り込んだり、画面に出てきた電話番号にかけたり、メールアドレスにメールを送信したりは、絶対にしないようにしましょう。

アクションしてはいけない理由

不正請求に対して何もしない理由は、アクションを起こすことで相手の術中にはまるからです。前述したように、この段階での犯人の目的は、あなたの個人情報を手に入れることなのです。驚かせて判断力を鈍らせ、電話番号やメールアドレスなどを入手し、そこにさらなる攻撃をしかけるのが狙いです。
慌てて動き、みすみす自分から大事な個人情報を開示することのないよう注意しましょう。

法律で守られている

不正請求を仕掛ける犯人は、それらしい言葉を並べて、支払いを促してくるでしょう。本当に何もしなくて大丈夫か心配になる人もいるかもしれませんが、理不尽な契約などは成立しないよう、消費者は法律で守られていますので、安心してください。

法律的には、契約が成立するためには、「申込」と「承諾」の2つの意思表示がないといけないようになっています。
わからないうちに契約したように見せかける不正アダルトサイトが、申込内容を「これで間違いないですか?」と確認する画面を出しているわけはないので、仮に申込してしまった形になっていたとしてもその契約は成立しません。

お金は取り戻せるか

もし、慌ててお金を支払ってしまったら、そのお金は取り戻せるのでしょうか。
答えとしては、理屈上は取り返すことが可能です。法律上、支払う理由のなかったお金なので返金請求をすることはできます。
しかし、実際は請求を起こそうにも犯人の実態を掴むのは困難で、連絡先もわからなければ、もしわかったとしても簡単にお金を返してくれるはずもありません。
残念ですが、支払ってしまったらお金は戻ってこないと思っておいた方が良いでしょう。

ワンポイントアドバイス
身に覚えのない架空請求が来たときには、基本は放置するのが一番です。裁判にするなど、煽ってくるような文章が送られてくることがあっても、無視してかまいません。また一度支払ってしまった場合は、お金は戻ってこないと思っておいた方がいいでしょう。

アダルトサイトからの請求で放置してはいけないケース

アダルトサイトからの高額な架空請求は基本的に無視するのが一番ですが、無視できないケースもあります。どういうケースの場合に注意が必要なのか、見てみましょう。

「何もしない」の例外  

不正請求を受けたときに、ひとつだけ、放置してはいけないケースがあります。それは、裁判所から書類が送られてきた場合です。不正なアプリなどで個人情報が犯人に流出してしまった場合、相手が民事訴訟を起こしてくる可能性があるのです。

悪徳業者でも民事訴訟は起こせる

日本では、民事訴訟は誰にでも起こすことができます。訴訟を起こすには費用がかかるので、そこまでしてくるのは極稀ですが、可能性がゼロとは言えないようです。
訴訟を起こされたら、起こしているのが悪徳業者かどうかなんて、受け付けるときには判断できませんので、受理されてしまうのです。

訴訟は放置したら負け

訴訟を起こされた場合は、放置してしまうと裁判に負けてしまうことになります。自分の言い分を主張しないということは、相手の主張を全面的に受け入れることになってしまいます。
裁判で敗訴してしまうと、最悪の場合財産を差し押さえられてしまいます。
裁判所から書類が来た場合は、放置せず、できれば一度弁護士や司法書士などの専門家に相談してみましょう。

本物かどうか見極めてから行動を

ただ、裁判所から書類が来たときも、慌てずその書類が本物かどうか冷静に見極めることが必要です。裁判所を偽った書類を送りつける詐欺も存在するからです。
相手が民事訴訟を起こす訴状などを裁判所に提出したら、裁判所から訴状の副本などがこちらに送られてきます。茶封筒に入って、特別送達という郵便で届けられます。ハガキなどではありませんので、紙が一枚ペラっと送られてきたときは疑ってください。
ホームページなどで電話番号や担当部署などを調べれば、偽物を見極める材料はいくつかあるので、慌てて騙されないように気を付けましょう。

ワンポイントアドバイス
もし裁判所から訴訟の書類が送られてきた場合は放置してはいけません。ただ、裁判所からの手紙に見せかけた偽の書類の場合もあります。本当に裁判所から届いたものなのかは、ホームページや裁判所に問い合わせるなどして確認する必要があります。

特に男性の場合、誰でも一度や二度はアダルトサイトを見たことがあり、身に覚えがあるため慌てて支払ってしまいがちなのが、アダルトサイトを使った手口の詐欺です。演出は巧みになっていますが、不正請求であることに変わりはないので、慌てて実被害を出さないよう、気持ちを強く持って対処しましょう。

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上記に当てはまるなら弁護士に相談